保護犬・保護猫についてもっと知る
『保護犬』『保護猫』ってどんな子たちなの?
もちろんその名の通り、保護をされた犬や猫なのです
保護されるまでの経緯は様々で、捨てられてしまった子もいれば迷子になってしまった子もいます
飼えなくなって保健所などに連れてこられた子、繁殖犬の引退だったり、ブリーダー崩壊だったりと本当に理由は様々です
例えばペットショップ
商品としてペットを扱っている以上、どうしても売れ残ってしまう子というのが出てきます
売れない場合はどうなるかというと、ブリーダーさんに繁殖犬として引き取ってもらう場合や最悪の場合は殺処分されてしまうこともあるそうです
全てのペットショップがそうしているわけではありません
でも、そういう事実もあるということを知ってほしいと思います
近年は全国的に殺処分を減らそうという流れになってきています
埼玉県も年々数は減ってきているものの、年間500頭を超える数が未だに殺処分されてしまっているのが現状です
令和5年度までに500頭未満、令和12年度までに殺処分0へという目標を掲げてはいますがまだまだ遠い数字なんですね
まだまだ認知度の低い『保護犬』『保護猫』
私は現在ミニチュアシュナウザーとチワワを飼っています
チワワは保護犬です
保護犬という存在自体は知っていたものの、やはり最初に犬を飼おうと思った時に最初に行ったのはペットショップでした
犬を飼って、動物病院やペットサロンに行くようになってそこで初めて保護犬や保護猫がどんなものなのかということを知るようになりました
ペットショップで買う前に保護犬のことをもっと知っていたらもしかしたら変わっていたかもしれません
きっとそういう人って多いと思うんですよね
だからこそまずは【知る】ことをしてほしい
直接里親になったりはできなくても、知っているだけでもきっと意味があるんだと思っています
実際に『保護犬』『保護猫』と出会うには
では『保護犬』『保護猫』を引き取りたい、となったらまずどうしたらいいのでしょうか?
実は知らないだけで里親募集や譲渡会など色々なところで開催されています
保護犬団体や保護猫団体が定期的に開催していたり、行政が行っているパターンもあります
ネットでも『保護犬』『保護猫』の里親募集サイトもありますし、SNSを使って里親を探している人や動物病院、ペットサロンも数多くあります
Medical Beauty Salon Qではらむ動物病院様とクッキーアンドマロン様が行っている保護活動のお手伝いをしています
譲渡条件
譲渡条件については各団体様で違いがあります
必ず各団体様にご確認をお願いします
●らむ動物病院様
・最後まで室内飼いで飼って頂くこと
・避妊、去勢手術をらむ動物病院でして頂くこと
・年に1回の狂犬病ワクチン接種と混合ワクチンをらむ動物病院でして頂くこと
・フィラリア、ノミダニの予防を今後一生通じて予防して頂くこと
・診察、トリミング等全てらむ動物病院でさせて頂きたいので当院の通院を必ずして頂ける方
・蓮田市、白岡市お住まい又は車で10分程の距離にお住まいの方
●クッキーアンドマロン様
・現在準備中です
お迎えするまでの流れ
面会
まずは保護している団体様に連絡して、直接保護犬、保護猫に会ってみてください
写真や情報だけではわからないこともたくさんあります
そのためにも大事なことは【直接会うこと】
人間社会でいうところの面接みたいな感じですかね?
書類選考だけで仕事が決まらないのと一緒で会ってみないことには始まりません
とはいえ、これから飼おうと思ってる子に会いたくない理由なんてないと思うので少しでも気になったら、実際に会ってみることをオススメします
トライアル期間
もしお迎えを決めたとしてもすぐに引き取れるわけではありません
現在の環境で本当に大丈夫かどうかを判断するための【トライアル期間】を設けている団体様がほとんどです
例えば初めて犬や猫を飼うというご家庭で本当にちゃんと飼うことができるかどうか、先住犬や先住猫がいる場合はその子たちとの相性を見る必要もあります
飼うと決めてすぐに「やっぱりダメでした。」なんてことにならないように、しっかりと準備をした上でトライアルをしてください
ただし!
あくまでトライアルは保護犬、保護猫を引き取ることが前提で行うものです
ちょっと犬や猫のペットと触れ合ってみたい、ダメなら返せばいいやなんて気持ちがあるのであれば、犬カフェ猫カフェなどの施設を利用することをお薦めします
環境の変化は犬や猫にとって人間以上にストレスや負担になるものです
できればトライアルからそのまま本決まりになってくれることを団体様は望んでいます
軽い気持ちでのトライアルは絶対にしないでください
譲渡
トライアルを無事終了してお互いに何も問題がなさそうであれば、無事に譲渡となります
保護されてきている以上、辛い経験をしている子がほとんどです
そんな今までの時間を取り返せるような幸せな生活をさせてあげてくださいね
お問い合わせは下記お問合せフォームからお願いいたします
保護犬、保護猫を迎えるにあたってわからないことや困ったことがあれば
どんなことでも気軽にご相談頂ければ嬉しいです