冬の大敵 乾燥肌について

先日【大寒】をむかえました
一年で一番寒いと言われている時期ですね

大寒とは

大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。

現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のとき(黄道十二宮では宝瓶宮の原点に相当)で1月20日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。平気法では冬至から1/12年(約30.44日)後で1月20日ごろである。期間としての意味もあり、1月20日~2月3日まで、すなわちこの日から、次の節気の立春前日までである。

出典: フリー百科事典『

2021年は1月20日でこの日だけを指す場合もあれば、2週間ほどの期間を表す場合もあるそうです

とすると節分くらいまでが一年一番寒い季節と言えそうです

寒い→乾燥→肌トラブル

さて、寒い季節といえば気になるのは乾燥ですよね

天気予報でも毎日のように乾燥注意報が出されていますし、当然乾燥はお肌にとってもよくありません

何もしていなくても肌から水分が失われやすく、乾燥肌による肌トラブルに悩む方も増えています

ちなみに上のチェックで2個以上の方は乾燥肌の可能性があります

小さな肌トラブルであれば、潤いを逃さないよう肌の保湿機能を高めるケアを心がけることで予防・対策も可能です
一番大事なことは日常のケアということですね

乾燥肌とは

ではそもそも乾燥肌というのはどういう状態のことを指すのでしょうか?

乾燥肌とは、肌内部にある【セラミド】や皮脂が減り、肌の水分をうまく保てなくなった状態をいいます

皮膚は、いちばん外側の角質層にある皮脂、角質細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)の3つの働きによって皮膚の水分を保ち乾燥を防いでいます

この3つが減少し皮膚の表面に潤いがなくなると、ホコリや細菌などの外部刺激や花粉などのアレルゲンから肌を守るバリア機能は低下し、軽い外部刺激でも痒みを感じて敏感になり、カサつきをはじめとする様々な肌トラブルが起こりやすい状態になります

皮膚の乾燥は放っておくと大きな皮膚トラブルを招いてしまう可能性があるため、しっかりと対策していく事が大切ですね

乾燥肌の対策

実は肌の状態と生活習慣というのは直結していることが多く、乾燥肌についても同様で、睡眠や栄養補給など内側からのアプローチも重要です

ではどんなことがお肌にとっていい生活習慣なのでしょうか?

食事

一番改善しやすいのはなんと言っても食事です

様々な栄養素がありますが、今回はその中でも特に乾燥肌にいいとされている栄養素をご紹介します

◎タンパク質
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれるたんぱく質は、肌細胞の構成成分です
健康的な肌細胞を作り、バリア機能が正常に働きます
◎ビタミンA
牛・豚・鶏レバー、うなぎ、にんじん、ほうれん草、モロヘイヤ、しそなどに多く、皮膚や粘膜を正常に保ちます
◎ビタミンB2
牛・豚・鶏レバーや牛乳、アーモンド、海苔に多く含まれています。
皮膚の保護・再生を促します
◎ビタミンC
赤ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、菜の花、キウイフルーツ、レモンなどが多く含みます
皮膚のコラーゲン生成を促す栄養素です
◎ビタミンE
植物油やナッツ類、アボカドなどに多く含まれます
細胞膜の構成成分であり、細胞の酸化を防いだり、血行促進を促したりします
◎亜鉛
さまざまな食品に含まれますが、特に牡蠣、豚レバー、煮干し、卵黄、パルメザンチーズ、ココアなどに多いです

なかなか全ての栄養素を摂取するのは難しいですが、まずは簡単に摂れるものからはじめてみるといいかもしれませんね

もちろん食事で補えない時はサプリメントなどもアリです

入浴

毎日忙しい生活を送っていると入浴もシャワーだけで済ませてしまう人も多いはず

ですがお肌のためにも毎日の入浴は生活習慣とすることをオススメします

お風呂に入るだけで以下のような効果もあるそうです

◎温熱効果
血のめぐりがよくなることで、酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が全身をかけめぐり、血液中の老廃物や二酸化炭素が運び去られます
つまり、老廃物でいっぱいのドロドロ血液がサラサラに変わる体内変化が起きているのです
全身浴でじっくり温めるからこそ起こる現象で、シャワーだけでは効果は下がります
◎静水圧効果
お風呂に入ると「ふぅ~」と息がもれることがあります
これは、お腹やお尻が水圧で縮む静水圧によるもので、この作用が全身への穏やかなマッサージ効果を生みます
水圧で末端に滞っていた血液や体液が心臓に押し戻されるので、むくみの解消にも効果的です
◎浮力効果
水の中では浮力がかかり、体重が軽く感じられます
首までお湯に浸かった場合、お湯の中での体重は、なんと約10分の1!
体重60キロなら、水中ではたった6キロです
全身を支えていた関節や筋肉が重みから解放され、全身がゆったりとリラックスした状態になります

ちなみに温度は38℃~40℃前後のぬるめがおすすめです
温度が高すぎると、肌の保湿成分である皮脂や角質層にあるセラミドが流出します
また、熱いお湯は皮膚への刺激が強くなり、かえってかゆみを引き起こす原因になる可能性もあるので注意してください

睡眠

今や5人に1人が、眠れない、途中で起きる、早く目が覚めるなど睡眠に対して悩みを抱えている時代です

質の良い睡眠がとれていなければ、当然お肌にも悪い影響はでます

ストレスや考え事、スマホやパソコンのブルーライトと眠れない原因は様々ですができるだけよい睡眠がとれるように心がけましょう

肌のターンオーバーを促進してくれるのは、睡眠時に発生する成長ホルモンです
入眠後、深い眠りに入ると同時に成長ホルモンの分泌が始まります

加齢により成長ホルモンの分泌が徐々に少なくなりますが、睡眠不足・浅い眠りを続けることも、成長ホルモンの分泌を妨げる原因になっているのです

お肌の状態を良くする、保ためには質の高い睡眠が大事だということがよくわかりますね

乾燥肌のまとめ

生活習慣を整えるだけでお肌の状態はかなり変わると思います

でもどうしてもそれだけではよくならない肌トラブルだったり、なかなか生活習慣を改善できない方はぜひご相談ください

たくさんのお肌の状態を見てきた実績のあるDr.Recellaの化粧品と確かな経験と技術のあるSalon Qできっと満足のいく結果をご提供できると思います

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